警備員の道 > 警備業 >警備業の安全衛生と労働災害 > 警備業の業務別労働災害概要
厚生労働省が公表する労働災害発生状況(確定)では、警備員の死亡災害では交通事故(道路)が最も多く、墜落・転落、転倒、激突され、はさまれ・巻き込まれ、おぼれ等により死亡災害が発生しています。
厚生労働省が公表する労働災害発生状況(確定)による警備業の労働災害の発生状況です。
近年の警備業の労働災害発生件数は増加傾向にあるとともに、熱中症による重大が労災事故発生も問題となっています。
警備業の労働災害の発生状況
警備業の事故の型別死亡災害発生状況
警備業の業務別労働災害概要
警備員の業務上災害は、発生確率では3号警備で最も大きく受傷の程度では、2号警備が最も重い物となっています。厚生労働省が公表する労働災害発生状況(確定)では、警備員の死亡災害では交通事故(道路)が最も多く、墜落・転落、転倒、激突され、はさまれ・巻き込まれ、おぼれ等により死亡災害が発生しています。
厚生労働省が公表する労働災害発生状況(確定)による警備業の労働災害の発生状況です。
近年の警備業の労働災害発生件数は増加傾向にあるとともに、熱中症による重大が労災事故発生も問題となっています。
警備業の労働災害の発生状況
西暦 和暦 |
2014 H26 |
2015 H27 |
2016 H28 |
2017 H29 |
2018 H30 |
2019 H31/R1 |
死亡人数 | 16 | 29 | 23 | 33 | 31 | 21 |
死傷人数 | 1,386 | 1,401 | 1,472 | 1,603 | 1,760 | 1,698 |
西暦 和暦 |
2008 H20 |
2009 H21 |
2010 H22 |
2011 H23 |
2012 H24 |
2013 H25 |
死亡人数 | 30 | 32 | 31 | 26 | 27 | 35 |
死傷人数 | 1,378 | 1,297 | 1,324 | 1,306 | 1,349 | 1,420 |
警備業の事故の型別死亡災害発生状況
墜落 ・ 転落 |
転倒 | 飛来 ・ 落下 |
激突 され |
はさ まれ ・ 巻き 込まれ |
おぼ れ |
高温 ・ 低温 物と の 接触 |
感電 | 交通 事故 道路 |
交通 事故 その 他 |
その 他 |
合計 | |
20 19年 |
1 | - | - | 2 | 1 | 3 | 4 | - | 10 | - | - | 21 |
20 18年 |
2 | 1 | - | 2 | 1 | 4 | 4 | 1 | 12 | - | 4 | 31 |
20 17年 |
1 | 2 | - | 4 | 3 | 2 | 2 | - | 14 | 2 | 2 | 33 |
20 16年 |
2 | - | - | 4 | 1 | 2 | - | - | 13 | - | 1 | 23 |
20 15年 |
5 | - | - | 1 | - | 2 | 7 | - | 12 | - | 2 | 29 |
20 14年 |
1 | 1 | - | - | 2 | 1 | 0 | - | 10 | - | 1 | 16 |
20 13年 |
2 | 1 | 1 | 3 | 2 | - | 2 | - | 24 | - | - | 35 |
・平成25年度 業務上災害の概要
平成25年度では、
1号警備が最も多く484人の被災
2号警備では、20名もの警備員が死亡
3号警備では、被災率が最も大きく0.31% となりました。


・平成23年度 業務上災害の概要
平成23年度では、
1号警備が最も多く454人の被災
2号警備では、17名もの警備員が死亡
3号警備では、被災率が最も大きく0.22% となりました。
従来より、2号警備における重大事故のリスクが大きかったところですが、その状況が顕著に現れる結果となりました。


統計データを参考とする場合、単年度の分布では内容が不十分です。特に死亡事故について、平成23年度では2号警備のみとなっています。
しかし、過去に1号警備における巡回時や設備点検等の他の警備業務でも発生している点に注意が必要です。
教育等資料として流用する場合、他の労災事故事例も合わせて紹介し誤解が発生しないようにして下さい。
参考に、平成22年度の死亡事故21人の内訳は1号警備3人、2号警備17人、3号警備1人となっています。
・警備業における労働災害防止のためのガイドライン
警備業の労災事故では、中央労働災害防止協会から防止のためのガイドラインが発行されています。
ガイドラインでは、各業種で共通となる安全衛生管理体制やリスクアセスメントだけでなく、警備業務別の特有な業務内容での労働災害防止のポイントを紹介しています。
また、ガイドラインは1988年(昭和63年)に作成された後、2013年(平成25年)2月に全面改訂が行われ現在の業務に沿ったものとなっています。
詳しくは(外部リンク):
中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター > 調査研究情報(平成24年度)
> 警備業における労働災害防止のためのガイドライン
https://www.jaish.gr.jp/user/anzen/
cho/joho/h24/cho_0482.html
平成25年度では、
1号警備が最も多く484人の被災
2号警備では、20名もの警備員が死亡
3号警備では、被災率が最も大きく0.31% となりました。


・平成23年度 業務上災害の概要
平成23年度では、
1号警備が最も多く454人の被災
2号警備では、17名もの警備員が死亡
3号警備では、被災率が最も大きく0.22% となりました。
従来より、2号警備における重大事故のリスクが大きかったところですが、その状況が顕著に現れる結果となりました。


統計データを参考とする場合、単年度の分布では内容が不十分です。特に死亡事故について、平成23年度では2号警備のみとなっています。
しかし、過去に1号警備における巡回時や設備点検等の他の警備業務でも発生している点に注意が必要です。
教育等資料として流用する場合、他の労災事故事例も合わせて紹介し誤解が発生しないようにして下さい。
参考に、平成22年度の死亡事故21人の内訳は1号警備3人、2号警備17人、3号警備1人となっています。
・警備業における労働災害防止のためのガイドライン
警備業の労災事故では、中央労働災害防止協会から防止のためのガイドラインが発行されています。
ガイドラインでは、各業種で共通となる安全衛生管理体制やリスクアセスメントだけでなく、警備業務別の特有な業務内容での労働災害防止のポイントを紹介しています。
また、ガイドラインは1988年(昭和63年)に作成された後、2013年(平成25年)2月に全面改訂が行われ現在の業務に沿ったものとなっています。
詳しくは(外部リンク):
中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター > 調査研究情報(平成24年度)
> 警備業における労働災害防止のためのガイドライン
https://www.jaish.gr.jp/user/anzen/
cho/joho/h24/cho_0482.html
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