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応急手当の目的と普及率

<救急車の到着時間>
 万が一の119番。救急車は、すぐに来ると考えていませんか?
 しかし、出動件数の増加に伴い、到着時間は年々遅延傾向にあります。速やかな応急手当実施の重要性を考えたうえで、救急車の到着時間を見比べ、応急手当の重要性を深く意識することが必要となります。

 一刻を争うとき、救急車が到着するまでの時間は、蘇生率や社会復帰率を考慮した時に到底十分ではありません。
 これを補うためには、応急手当を「誰が?」ではなく、「バイスタンダー(その場に居合わせた者)」が応急措置を行うことがとても重要となります。
 しかし、多くの人が応急手当等を実践することは躊躇いが生まれ、二の足を踏みます。これを行動と移すためには、非常に大きな勇気が必要となります。
 偶然居合わせた者は、助けるためには自らが行わないといけない。という意識が必要となることを理解しておくことが応急手当には不可欠です。

<救急車の到着時間と出動件数、病院収容時間> (総務省消防庁発表)
・2016年 平成28年 8.5分 ・620万件 ・39.3分
・2015年 平成27年 8.6分 ・605万件 ・39.4分
・2014年 平成26年 8.6分 ・598万件 ・39.4分
・2013年 平成25年 8.5分 ・590万件 ・39.3分
・2012年 平成24年 8.3分
・580万件 ・38.7分
・2011年 平成23年 8.2分
・570万件 ・38.1分
・2010年 平成22年 8.1分
・546万件 ・37.4分
・2009年 平成21年 7.9分
・512万件 ・36.1分
・2008年 平成20年 7.7分
・509万件 ・35.0分
・2007年 平成19年 7.0分
・529万件 ・33.4分
・2006年 平成18年 6.6分 ・524万件 ・32.0分
・2005年 平成17年 6.5分
・528万件 ・31.1分
・2004年 平成16年 6.4分 ・503万件 ・30.0分
・2003年 平成15年 6.3分 ・483万件 ・29.4分
・2002年 平成14年 6.3分 ・456万件 ・28.8分
・2001年 平成13年 6.2分 ・440万件 ・28.5分
・2000年 平成12年 6.1分 ・418万件 ・27.8分
・1999年 平成11年 6.1分 ・393万件 ・27.1分
・1998年 平成10年 6.0分 ・370万件 ・26.7分
救急自動車到着時間 病院収容時間 救急出動件数

<呼吸停止時の蘇生率>(ドリンカーの救命曲線による)
 呼吸停止後 2分→ 90%
 呼吸停止後 3分→ 75%
 呼吸停止後 4分→ 50%
 呼吸停止後 5分→ 25%
 呼吸停止後 10分→  0%
 万が一の時、到着8分という数字は、助かる見込みがいかに小さいかがよくわかります。
 日頃から、万が一に備えての応急手当の訓練がとても大切です。
 なお、応急手当を実施した時に関する効果については、「応急手当の目的と普及率」へ

<救急車の適正な利用を>
 テレビ等でも話題となっていることですが、緊急性の無い症状で救急車を利用したりする不適切な通報が多いそうです。
 万が一の時には、文字通り一分一秒を争っています。不適切な利用で、本当に必要な人の障害にならないよう、モラルと思いやり持った要請をしましょう。 
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