警備員の道警備員教育内容応急の措置(消火設備・救護方法) > 回復体位

回復体位

 意識がない要救護者から手を離さなければならないとき、容体の悪化防止に回復体位を用います。

回復体位の実技訓練
<仰向けに倒れる要救護者>
 意識がない要救護者を放置すると、気道が塞がれて窒息しします。
手順写真
<救護者の片腕を動かす>
 要救護者の救護者側の腕を水平に広げます。(転がした時にストッパーの役割をします)
手順写真
 要救護者の反対の腕を本人のお腹の上に載せます。
要救護者の引き起こし写真
 要救護者との肩と腰の部分に手をかけかけt、手前に引き起こします。
体位の安定写真
 引き起こした要救護者が倒れないよう、足を手前に引き出します。
気道確保写真
<頭部後屈させる>
 気道が確保されるように、頭を上にそらし、元に戻らないようにあご下に手を込み挟みます。
 口が斜め下を向きます。
回復体位写真
<回復体位>
 気道が確保された安定した体位です。
 容体に変化がないかを確認しながら救急隊の到着を待ちます。
 意識がない要救護者を放置すると、舌の根元が喉の奥へ落ち込み気道が閉鎖され、窒息ます。
 また、意識不明である原因によっては嘔吐物によっても気道が閉塞されます。
 回復体位は、頭部後屈による軌道を確保すするとともに、口の向きから嘔吐が合った場合でも吐き出されることにより気道閉塞を防止します。
警備員教育内容の応急の措置(消火設備・救護方法) に関する内容:
 応急の措置(消火設備・救護方法)
  ・消火器の使い方
   ・消火栓の使い方
    負傷者の搬送方法
     ・救護方法 回復体位
      ・心肺蘇生法の手順
       ・応急手当の目的と普及率
        ・救急車の到着時間と蘇生率
心肺蘇生法の手順 へ

ページトップに戻る