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負傷者の搬送

 危険な場所にいる要救護者を、安全に救護処置が出来る場所に移動させるための搬送方法です。救護者自身の安全を図るため、要救護者がさらに悪化する事態を避けるときに使用します。

負傷者写真
<動けない要救護者>
 道路上等で救護措置に危険が予測されるとき、安全に救護が行える場所に移動させます。
搬送手順写真
<足を組ませる>
 用意に搬送できるよう、要救護者の足を交差させます。
搬送手順写真2
 頭頂部より、徐々に上半身を起こします。
上半身を支える写真
 上半身を立てひざで支え、搬送の持ち手とする為に要救護者の片腕を胸に当るように曲げます。
持ち手部分
 要救護者の胸の部分ので、要救護者の片腕を支えとして持ちます。
搬送の持ち手写真
 持ち手の部分の拡大です。
 救護者は、両手でがっちりと持ちます。
負傷者搬送の実施写真
<搬送開始>
 持ち上げて、後方に引きずるようにして移動させます。

意識がない場合は、
 「回復体位」へ

呼吸がない場合は、
 「心肺蘇生法の手順」へ
 警備員が行う搬送は、救急隊への引渡しのまでの容体の悪化防止のために行います。
 救護者の容体によっては、搬送行為が容体を悪化させる可能もあります。
 発見場所で危険が伴わない場合は、極力その場で救護処置を開始しましょう。
警備員教育内容の応急の措置(消火設備・救護方法) に関する内容:
 応急の措置(消火設備・救護方法)
  ・消火器の使い方
   ・消火栓の使い方
    ・負傷者の搬送方法
     ・救護方法 回復体位
      ・心肺蘇生法の手順
       ・応急手当の目的と普及率
        ・救急車の到着時間と蘇生率
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