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施錠の方法・鍵の取扱い

 ドアの施錠は防犯の基本です。また、警備員の預かる鍵は財産を預かると同じ。適切に取り扱われるように、施錠確認と、鍵の取扱いの基本を教育します。

施錠確認写真
<施錠確認>
 ドアの施錠状態を確認した後、正しく施錠と指差呼称を行います。
施錠状態の確認
<施錠状態>
 最初に、施錠が成されているのかどうかを確認しすることにより、異常の有無を確認します。
施錠の実施写真
<施錠の実施>
 鍵を鍵穴にしっかりと差込、鍵とシリンダーに無理がかからないように施錠を行います。
施錠の確認画像
<施錠確認>
 施錠を行った後、ドアノブを回して施錠が成されたことを確認します。
指差呼称写真
<指差呼称>
 かけ忘れ帽子に、施錠した鍵に対して指差呼称「施錠ヨシ!」と行います。
鍵の携帯写真
<携帯する鍵の取扱>
 鍵を取り扱う場合、紛失防止に鍵紐を使用して携帯します。
教育では次のことの補足を行います。
 ・マスターキーシステムについて
 大きな施設では、全ての鍵を開錠できるマスターキーと、個別の鍵に対応した子鍵によるマスターキーシステムが多く採用されています。
 通常、警備員はリスク回避のために子鍵を使用し、マスタキーを使用しません。
 しかし、マスターキーを使用する必要がある場合は、取扱を特に注意するだけでなく、構造上マスタキーは脆いことを説明します。

 ・施錠前の事前確認について
 実際の警備現場では、1枚のドアに複数の鍵が取りつられていたり、警備機械と連動した電気錠が混ざっている場合も多くあります。
 施錠を確認を行う場合は、単に施錠するのではなく、施錠が必要なドアか、不要な施錠を行わないことも教育します。

 ・携帯する鍵の注意点
 万が一の紛失事故に備え、携帯する鍵にはどこの鍵かといった情報を記載せず、番号符号のみの表記で携帯します。
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