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警備員の護身用具

 警備業務の性質上、警備員は護身用具を必要とすることが多く、実際に警戒棒、ヘルメット等を中心に広く携帯されており、新たな護身用具の開発も行われています。

警戒棒写真
<警戒棒>
 多くの警備員が携帯している金属製の特殊警戒棒と木製警戒棒。

 金属製は、伸縮3段式であり、短くした携帯で腰の帯革のホルダーに収められて携行しています。

金属製:41cm(収納時16.5cm)
木 製:60cm
(教育へ移動します)
警備員教育内容
警戒杖写真
<警戒杖>
 現金輸送や重要施設の警備用いられる警戒杖(警戒じょう)。

 警備員の護身用具の中で、制圧技を含めて取扱いを訓練する数少ない攻撃的な装備です。

 写真は、長さの参考に木製の警戒棒と並べてあります。
警戒杖:125cm
(教育へ移動します)
警備員教育内容
防弾チョッキ写真
<防弾パネル・防刃パネル>
 重装備の警備員が着込んでいる防弾チョッキ等の中身です。

 武装した犯人に襲われたときに正に身を守るための装備です。

 性能の過信は出来ませんが、危険と隣り合わせの業務では必要不可欠です。

 夏場の着用は、かなり熱いです。
チョッキカバー
<防弾チョッキカバー>
 防弾パネル・防刃パネルを入れて着用します。

 夏場などではかなりの蒸れますので、カバーのみをこまめに洗濯し、清潔にしています。
帯革(たいかく)写真
<帯革・夏衣止め>
 腰ベルトに重ねて着用する帯革です。
 警戒棒等の様々な携行品を帯革に取り付けて着用します。

 夏衣止めで帯革とズボンのベルトを固定しずれを防止します。

 帯革を廃止している警備会社もありますが、ズボンベルトと帯革を分けることにより長時間使用の疲労軽減や、外れの防止。見た目の向上や、警備員自身の意識の向上が期待できます。
カラーボール写真
<カラーボール>
 緊急時に犯人や、逃走車両に投てきするカラーボールです。
 目立つマーカーとしての役割のほか、色を洗い落としても特殊な光で痕跡をたどることができます。

 携行用のケースにいて帯革に取り付けて使用します。
(教育:防犯カラーボールの投げ方・使い方へ)
 
防犯カラーボールの投げ方・使い方
キーケース写真
<キーケース>
 腰鍵に取り付けられた鍵をさらにケースに収納して携行します。
 万が一のチェーンからの脱落時に備えています。
着用時の帯革写真
<装着時の帯革>
 帯革に各種携行品を取り付けた物です。

 警備の種類により、カラーボールの替わりキーケース等に付け替えて使用します。
キーチェーン写真
<キーチェーン(腰鍵)>
 鍵等を携行するときに使用するキーチェーンです。

 警備員は、鍵の取扱いは極めて重要です。万が一の紛失に備え、必ずキーチェーン取り付けて使用します。

 警備実施場所によっては、紐タイプ(腰紐)や、伸縮するコイル式を使用します。
マグライトの使用方法
<マグライト LEDタイプ>
 夜間の警備に不可欠な警備用ライトです。

 マグライトは割高で重たいです。しかし、見た目もさることながら、非常に丈夫であり、とっさに時に護身に役立ちます。

 また、軽くスイッチを押すと、押したときだけ光る(フラッシュ)ことにより、目暗ましにも使用します。

 左手で左肩前方にマグライトを構え、右手に警戒棒等を構えることにより、左手のマグライトも護身になります。
マグライトの使用方法
マグライトホルダー写真
<マグライト ホルダー>
 マグライトを帯革吊るす専用ホルダーです。
 
 純正の品のため、金額はやや高いですがマグライト同様に大変丈夫です。

 マグライトの置き忘れ防止や、不要時に収納することにより両手が空きます。
誘導灯写真
<誘導灯>
 車両を誘導するための誘導灯です。

 交通誘導警備などで使用されています。

 その他、緊急時に通報を行った場合に緊急車両を目的の場所に速やかに誘導する時や、2次被害防止のために使用されることもあります。
さすまた写真
<さすまた(刺又)>
 近年になり、様々施設に設置されるようになったさすまたです。
 扱うには、かなりの技術が必要です。
(教育:さすまた 使い方 基本編へ)
さすまた 使い方 基本編
懐中電灯写真
<懐中電灯>
 昔からある懐中電灯の定番品。

 安価なため、現在でも多くの警備員が使用している。

 補足することの利点はなし。
キューマスク写真
<キューマスク>
 応急措置として人工呼吸をするとき、感染症を予防する為のキューマスクです。

 AEDの設置がここ数年で増えましたが、かなり以前からこのマスクを警備室等に常備し、有事に備えています。

 あまり利用することは無いよう思う方もいるでしょうが、管理人の同僚も過去に数例心配蘇生を実施する事態ががありました。
(教育:心肺蘇生法の手順へ)
心肺蘇生法の手順
手旗写真
<紅白・黄手旗>
 2号(交通誘導)警備に使用する各種手旗です。

 進行停止に使用する紅白。

 徐行や注意を促す為の黄色です。
白手袋写真
<白手袋>
 清潔感のある白手袋です。

 見た目の印象を向上させる目的のほか、事件発生時に警備員の指紋を現場に残さない為にも使用します。

 また、白く目立つことにより案内誘導の際に手による合図にも使用されます。

 着用している1双。事件発生時の現場保蔵用に1双を携行しています。
夜光ベスト・交通腕章写真
<夜光ベスト>
<交通腕章>
 2号(交通誘導)警備に使用する反射チョッキと交通腕章です。

 交通誘導警備員は、車両事故に巻き込まれることもおく、夜光チョッキは安全用具としての意味でも欠かせません。

 夜間には、視認性を高める為に点滅するチョッキを使用します。
信号煙管写真
<信号煙管>
 列車見張業務に使用する信号煙官。列車見張業務が警備業かは疑問ですが、列車の停止(防護)に使用します。
<護身用具の制限>
 その種類、携帯場所、携帯によっては、行き過ぎた警備業務がないよう警備業法第17条にて一定の規定が設けられています。また、具体的な使用の制限については各都道府県公安委員会規則にてその携帯を禁止などが定められています。

<警備業法17条にて携帯を禁止するもの>
・新基準
「警備員等の護身用具の携帯の禁止及び制限に関する都道府県公安委員会規則の基準について(依命通達)」(平成21 年3月26日付け警察庁乙生発第3号)による基準
(1) 警戒棒(その形状が円棒であって、長さが30センチメートルを超え90センチメートル以下であり、かつ、重量が別表第1の左欄に掲げる長さの区分に応じ、それぞれ同表の右欄に定めるものに限る。)
(2) 警戒じょう(その形状が円棒であって、長さが90センチメートルを超え130センチメートル以下であり、かつ、重量が別表第2の左欄に掲げる長さの区分に応じ、それぞれ同表の右欄に定めるものに限る。)
(3) 刺股
(4) 非金属製の盾
(5) 第1号から前号に掲げるもののほか、携帯することにより人に著しく不安を覚えさせるおそれがなく、かつ、人の身体に重大な害を加えるおそれがないもの

別表第1 警戒棒の制限
長さ 重量
30センチメートルを超え40センチメートル以下 160グラム以下
40センチメートルを超え50センチメートル以下 220グラム以下 
50センチメートルを超え60センチメートル以下 280グラム以下 
60センチメートルを超え70センチメートル以下 340グラム以下
70センチメートルを超え80センチメートル以下 400グラム以下
80センチメートルを超え90センチメートル以下 460グラム以下 

別表第2 警戒じょうの制限
長さ 重量
90センチメートルを超え100センチメートル以下 510グラム以下
100センチメートルを超え110センチメートル以下 570グラム以下
110センチメートルを超え120センチメートル以下 630グラム以下
120センチメートルを超え130センチメートル以下 690グラム以下


・旧基準
「護身用具の携帯の禁止及び制限に関する都道府県公安委員会規則の基準について(依命通達)」(平成15年2月27日付け警察庁乙生発第2号)による基準
 経過措置により平成31年まで携帯することが可能(経過措置は各都道府県公安委員会により異なる)
・ 金属製の盾
・ 鉄棒その他人の身体に重大な害を加えるおそれのあるものであり下記に記載する警戒棒、警戒杖を除くもの。
 警戒棒(長さ60cm以下、直径3cm以下及び重さ320グラム以下の円棒。)
 警戒杖(長さ90cm超130cm以下の円棒(白樫若しくはこれより硬度の低い木材若しくは強化プラステックを主たる材質とする直径2.8cm以下のもの又は、アルミ合金を主たる材質とする先筒部分の直径2.8cm以下及び厚さ0.2cm以下の2段式もしくは3段式のものに限る。))

マグライトの使用方法

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