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施設警備業務2級検定特別講習内容

 警備業法に基づく、検定資格の学科と実技内容です。実技内容は警備員特別講習事業センターが実施する内容を記載しています。1級は、2級の内容を網羅しています。先に2級の内容を確認して下さい。

<2級の主な学科内容>
・警備業務の基本的事項
 ・警備業務実施の基本原則
 ・警備員の資質の向上

・関係法令
 ・警備業法その他警備業務の適正な実施に必要な法令
 ・施設警備業務の実施に必要な法令

・警備業務対象施設における保安業務
 ・施設において使用する基本的な警備業務用機器

・事故発生時における応急措置
 ・事故発生時における警察機関その他関係機関への連絡
 ・事件・事故等の発生時の応急措置
 ・負傷者の救護と危険防止等の措置
 ・護身用具の取扱い
 ・その他事故の発生時における応急措置


<特別講習 実技試験 2級>
・負傷者の搬送要領
 試験課題は、片足を捻挫した負傷者の搬送・意識がない負傷者の搬送し回復体位をとる。があります。
 警備員教育内容>負傷者の搬送へ(意識なし)
 警備員教育内容>回復体位
 片足を捻挫した時の搬送方法は未作成です。


・警戒じょうの基本操作要領
 試験課題は、立杖・休め・常の構え・本手打ち・逆手打ちがあります。
 警備員教育内容>警戒杖の基本操作

・出入管理要領(主に文言のみを紹介)
 来訪者に対して、通行証の確認と手荷物検査。金属探知機の使用。一時預かり品の授受を行います。
講  師 ただ今から出入管理要領の実技試験を実施する。始め。
警備員 実施します。
警備員 いらっしゃいませ、通行証を拝見します。
警備員 ありがとうございます。恐れ入りますが、こちらにご記入願います。
警備員 失礼します。
警備員 手荷物検査を行いますので、ご協力をお願いします。
警備員 ありがとうございます。
      そのゲートをお通り下さい。
 (固定式金属探知機に来訪者が通る。)
警備員 恐れ入りますが、両手足を横に開いていただけますが。
 (携帯用金属探知機で検査する。)
警備員 ポケットの中に何かございますか。
警備員 こちらに置いていただけますか。
警備員 ありがとうございます。
警備員 カメラ付き携帯電話ですか。
来訪者 はい。
警備員 持ち込み禁止品の為、お預かりいたします。
来訪者 はい。
警備員 預かり札です。どうぞ。
警備員 お預かりします。
警備員 ご協力ありがとうございました。
      どうぞお進み下さい。
警備員 終了しました。


・自動火災報知設備操作要領(主に文言のみを紹介)
 自動火災報知機の発報に対し、誤報と真報の2つの要領を行います。
(誤報に対する実施要領)
講 師 ただ今から自動火災報知設備操作要領の実技試験を実施する。始め。
 警備員 実施します。
 警備員 自火報発報
 警備員 主音響停止。
○階△側で自火報発報、至急現場確認願います。
相勤者 ○階△側で自火報発報、至急現場確認の件、了解。
警備員 こちらは警備室です。
ただいま、非常ベルが鳴っておりますが係員が調べておりますのでそのまま次の放送をお待ち下さい。(2回繰り返す)
相勤者 警備室、警備室。こちらはA。
警備員  警備員A、警備員A、こちらは警備室どうぞ。
相勤者 ○階△側の発報は、作動式スポットに物が接触したことによる誤報でした。どうぞ。
警備員 ○階△側の発報は、誤報の件、了解。
相勤者  以上、こちらはA。 
警備員 地区音響停止。
警備員 自火報よし。
警備員 こちらは、警備室です。先ほどの非常ベルは誤報でした。どうぞご安心ください。(2回繰り返す)
(真報に対する実施要領)
警備員
警備員
自火報発報。
主音響停止。
○階△側で自火報発報、至急現場確認願います。
相勤者 ○階△側で自火報発報、至急現場確認の件、了解。
警備員 こちらは警備室です。ただいま、非常ベルが鳴っておりますが係員が調べておりますのでそのまま次の放送をお待ち下さい。(2回繰り返す)
相勤者 至急、至急、警備室、警備室。こちらはA。
警備室 警備員A、警備員A、こちらは警備室。どうぞ。
相勤者 ○階△側で火災発生。どうぞ。
警備員 ○階△側で火災発生の件、了解。直ちに初期消火にあたれ。
相勤者 直ちに初期消火にあたる件、了解。以上。こちらはA。
警備員 こちらは警備室です。ただいま○階△側で火災が発生しました。誘導員の指示に従い□側(火災発生場所と反対側の方角)の非常階段を利用して1階正面玄関前広場まで避難して下さい。
なお、エレベータは使用できません。自衛消防隊は、配置につけ。(2回繰り返す)
警備員 終了しました。
※相勤者は、講師が行います。

<特別講習 試験科目(修了考査科目)>
 Ⅰ 出入管理要領
 Ⅱ 自火報操作要領
 Ⅲ 巡回実施要領(VTR)
 Ⅳ 警察機関への連絡要領(VTR)→(状況想定文に変更)
 Ⅴ 負傷者の搬送要領
 Ⅵ 警戒杖の基本操作要領
 Ⅶ 学科試験
 ※VTRはビデオを見ての間違い探し。必要な要点を書き出して答える試験です。
・平成24年2月6日追記
 ※警察機関への連絡要領は、状況想定文を1分間で記憶・メモし、解答用紙へ記載する方法に変更となりました。
 変更について、一部の地域か全国規模かは確認が取れていないためVTRによる出題の可能性もあります。情報提供、ありがとうございました。
・平成24年4月3日追記
 ※平成23年より全国的にVTR関係の問題は、想定内容を読んでの例題式に変更となりました。
・平成29年7月9日追記
 自動火災報知設備操作要領の文言を修正致しました。情報提供、ありがとうございました。

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