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施設警備業務1級検定特別講習内容

 警備業法に基づく、検定資格の学科と実技内容です。実技内容は警備員特別講習事業センターが実施する内容を記載しています。1級は、2級の内容を網羅しています。先に2級の内容を確認して下さい。

<1級で追加となる学科内容>
 2級の内容に加え、以下の項目が追加となります。また、2級の分野についても内容が深くなっています。
 内容が深い例:護身用具の取扱い 2級警戒じょうの基本操作→1級警戒じょうの応用操作など。
・警備業務対象施設における保安業務
・重要な施設警備業務
・施設における警備業務
・施設において使用する主な警報業務用機器

・業務管理
・警備業務対象施設の事前調査
・業務管理の方法
・警備計画書及び警備指令書に基づく警備業務の実施

・事故発生時における応急措置
・不審者又は不審な物を発見した場合にとるべき措置

<特別講習 実技試験 1級>
・警戒じょうの操作要領
 警戒じょうは、警備員教育内容>「警戒杖 構え」へ
 紹介している基本操法ほか、試験には応用操法もあります。


・総合管理システムの操作要領(文言のみ紹介)
警備員A 警備員B
総合監視盤(センサー)が発報する。
実施します。 実施します。
センサー発報
3階にて、センサー発報、至急現場確認願います。
3階、警備解除、よし。

3階にて、センサー発泡、至急、現場確認の件、了解。

○番、○番。こちらは警備室。どうぞ。


3階のセンサーの発報は誤報の件、了解。
赤外線センサーの光軸調整をせよ。どうぞ。
警備室、警備室。こちらは、○番。

3階のセンサーの発報は誤報でした。崩れたダンボールにより、赤外線センサーの光軸が、ずれた模様。どうぞ。

光軸調整の件、了解。

○番、○番。こちらは警備室どうぞ。


赤外線センサーを確認の件、了解。
警備室、警備室。こちらは、○番。

赤外線センサーの光軸調整をしました。確認を願います。どうぞ。
以上、こちらは、○番。
3階、警備開始、よし。  
○番、○番。こちらは警備室。

3階の赤外線センサーは復旧しました。どうぞ。

以上、こちらは、警備室。

警備室、警備室。こちらは、○番。どうぞ。

赤外線センサーは復旧の件、了解。
総合監視盤(自火報)が発報する。
自火報、発報。
主音響停止。
7階東側で自火報発報、至急、現場確認願います。


7階東側で自火報発報、至急、現場確認の件、了解。
「こちらは警備室です。
ただ今、非常ベルが鳴っておりますが係員が調べておりますので、そのまま次の放送をお待ち下さい。」2回
火災発生
はい、警備室です。
7階東側で火災発生。消火器では消化不能。
消火栓を使用します。
7階東側で火災発生。至急、119番通報願います。
警備員C 省略(講師が実施)
 
「こちらは警備室です。ただ今7階東側で火災が発生しました。西側の非常階段を利用して1階正面玄関前広場まで非難して下さい。なお、エレベーターは使用できません。」2回 ポンプ起動よし。
放水開始。
鎮火。
はい、警備室です。

7階東側の火災は鎮火の件、了解。

7階東側の火災は鎮火しました。
「こちらは警備室です。7階東側の火災は、鎮火しました。どうぞご安心下さい」2回  
終了しました。 終了しました。


・出入管理実施要領(文言のみ紹介)
講 師 「ただ今から、出入管理要領の実技試験を実施する。始め。」
警備員 「実施します。」
警備員 「ご苦労様です。通行証を拝見します。」
警備員 「手荷物と携行品の検査を行いますので、ご協力をお願いします。」
警備員 「前方でお待ち下さい。」
警備員 「K(または、G・B)発見、Pに連絡願いたい。」
講 師 「了解。」
警備員 「恐れ入りますが、両手足を横に開いていただけますか。」
警備員 「ご苦労様です。後は、よろしくお願いします。」
「終了しました。」
講 師 「やめ。交代」


・外周巡回実施要領(文言のみ紹介)
講 師 「ただ今から、外周巡回実施要領の実技試験を実施する。始め。」
警備員 「実施します。」
警備員 「申し送り簿確認。」
警備員 「ただ今から、外周巡回に出発します。」
警備員 「よし。」
警備員 「よし。」
講 師 「至急、至急、○番、○番、こちらは警備室。」
警備員 「警備室、警備室。こちらは、○番。どうぞ。」
警備員 「ただ今、爆破予告電話があった。警備を強化せよ。どうぞ。」
警備員 「爆破予告の件、了解。警戒を強化する。」
講 師 「以上、こちらは警備室。」
警備員 「警備室、警備室。こちらは、○番。」
講 師 「○番、○番。こちらは、警備室。どうぞ」
警備員 「ポイント3付近で、新聞紙の束を発見したが、異常認めず。どうぞ。」
講 師 「ポイント3付近で、新聞紙の束を発見、異常認めずの件、了解。」
警備員 「以上、こちらは、○番。」
警備員 「至急、至急、警備室、警備室。こちらは、○番。」
講 師 「○番、○番。こちらは、警備室。どうぞ。」
警備員 「ポイント4付近で、爆発物らしき不審物を発見、直ちに警察機関へ連絡願いたい。
なお、立入制限区域設定のため資器材を搬送願いたい。どうぞ。」
講 師 「ポイント4付近で不審物を発見、警察機関への連絡及び資器材を搬送の件、了解。」
警備員 「以上、こちらは、○番」
警備員 「終了しました。」
講 師 「やめ。交代。」


・警察機関への「追加連絡」(試験イメージを紹介)
 警察に対する追加連絡として、なにの追加連絡か、追加する内容、訂正内容、自分の所属を連絡します。
1、この通報は、
         「○○時○○分ごと、××で発生した△△事案についての追加連絡を行います。」
2、追加事項は、
         「犯人は、××で逃走しました。」
         「車両の色は、○色で、ナンバーは、○○○○」
         「不審者は、○人組、二人目は男性で、ツートンのトレーナーを着ています。」
3、訂正事項は、
         「最初の不審者を女性を伝えましたが、男性の誤りでした。」
4、あなたは、
         「私は、××の施設警備に従事している○○警備の○○です。」


・業務管理 警備計画書作成要領(試験のイメージを紹介)
 箇条書きとなった「打合せ内容及び事前調査事項」に基づき、警備計画書と警備指令書様式の穴埋めを行います。
問題用紙:
打合せ内容及び事前調査事項 の例
1 名称、○○研究所。住所、東京都○○区○○○丁目○番○号、常駐警備及び機械警備の併用方式とする。
2 工事・清掃業者等は「工事・作業届」を受理し、管理する。
3 防災センターの勤務時間は。08:00~翌08:00までの24時間(座哨)固定勤務、正門は08:00~18:00までの10時間(立哨)固定勤務とする。
(17~20程度の箇条書きがあります。)

答案用紙:
警備計画書 の例(警備指令書も似た感じです。)
1 警備対象物件
  対象施設名
  所在地
○○研究所
東京都○○区○○○丁目○番○号
2 警備方式 「             」方式
3 配置ポスト及び時間
 (1)中央防災センター
 (2)正門
配置人員 担当時間 対応
3名(休日は2名) 「    」 固定(座哨)
「    」 08:00~18:00 「    」







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